2016冬ドラマの期待度は?人気ドラマを3つの軸から予想してみた!

   

2016冬ドラ期待
2016年冬(1月-3月期)のドラマ情報も出揃ってきたようです。
2015年12月下旬の時点では、どの作品に期待が集まり、話題にされているのでしょうか?マーケティングのいまがわかるSeeSで、手軽にWebの声=世間一般の期待度をリサーチしてみました。
ドラマの話題は一般的に流動性が高いのですが、開始前の期待度はある程度初回の視聴率や人気にも影響する情報です。ドラマファンも制作サイドの方もぜひチェックしてみましょう!コンテンツ作成やWebプロモーションのヒントも得られる記事です。

今回のキーワードは「2016冬ドラマ 期待

12/21に「2016冬ドラマ 期待」というキーワードで調べた結果をご紹介します。
データ元は174件のWebデータとなります。「期待」という言葉を入れることで、ニュース、まとめ、ブログ、ソーシャルあたりの話題をバランスよく拾った調査となりました。

2016冬ドラマ期待 キーワード分類

ブログで1位のアメブロ(ameblo.jp)での話題をちょっと深掘りすると「最終回」(これは2015秋クール最終回の話題でしょうね)、「長瀬智也」「フジテレビ」「病理医」といったトピックが挙がっているようです。

期待されているのは「火村英生」と「有村架純」さん、そしてあの総理大臣!

「2016冬ドラマ 期待」で注目されている話題を見るため、テキストマイニング(*1)で重要なトピックを抽出してみましょう。

*1 SeeSテキストマイニング
SeeSでは特定のキーワードで検索した際に表示される全てのWebページの文章情報から、関連度の高さに応じて相関図を表示します。 これにより膨大な文章情報(ビッグデータ)から概要を把握する事や、マーケティングに必要なデータの抽出にご活用いただけます。

第1の軸として、重要なトピックを抽出するネットワーク図に出現した話題を見ていきます。

原作ありのクロスメディア戦略は成功するか?「臨床犯罪学者 火村英生の推理」

タイトルとして大きな話題となっていたのは、日曜10:30に放送予定の「臨床犯罪学者 火村英生の推理」です。

「臨床犯罪学者 火村英生の推理」 公式サイト http://www.ntv.co.jp/himura/

2016冬ドラマ期待 火村

長めのタイトルですが、分解されてもすべてキーワードとして生きている、SEOに有利なタイトルですね。主演の斎藤工さんも紐付いています。このトピックを深掘りすると、原作者有栖川有栖さんの名前や、トリック窪田正孝さん、デスノートなどの話題が出てきます。
原作、内容の個性、役者や以前の出演作とすべてがバランス良く話題に上がっていますので、総合的に最も期待度の高い作品と言えそうです。

これは原作があるという優位性を活用している制作側の思惑が、すでにデータ上に現れているとも言えます。「デスノート」(2015年7月期)と同じ放送枠ですし、同じようなビジネスモデルで企画されていますね。クロスメディア戦略で成功した「デスノート」や「下町ロケット」パターンを踏襲できるでしょうか。注目の一作です。

有村架純さん主演で話題の月9はヒットするか?

俳優・女優名で大きく話題の中心となっているのが有村架純さんです。
月9(月曜9時放送予定)「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の主演女優です。相手役の高良健吾さんなども紐付いています。

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」公式サイト http://www.fujitv.co.jp/itsu_koi/index.html

2016冬ドラ期待 有村架純

しかしこの話題は、有村さん本人のトピックに流れています(森カンナさん、大島優子さんなどは「似てる人」としての話題です)。個々のキャストは期待されているものの、まだドラマ内容との結びつきは弱いといえます。
せっかく有村さんが注目されているので、ドラマをヒットさせるには、内容や脚本の面白さについてアピールできるキーワードも必要になってくるでしょう。
そして、タイトルが長いですね。URLを見ると制作サイドは「いつ恋」と略してほしいようです。コンテンツマーケティング的には、「いつ恋」というキーワードを活かしたコンテンツを作り、WebやSNSを活用して広める施策にも早く取り組んだほうがよさそうですね。

アラフィフのゴールデン初主演が話題に!

あと、ちょっと意外な方が話題となっていました。火曜10時放送予定、「お義父さんと呼ばせて」の遠藤憲一さんです。
テレビでおなじみのエンケンさんですが、なんとゴールデン・プライム帯の連続ドラマでは初主演(渡部篤郎さんとのW主演)なのだそうです。

「お義父さんと呼ばせて」公式サイト http://www.ktv.jp/otosan/index.html

2016冬ドラ期待 遠藤憲一

調査日と情報発信のタイミングが良かったのかもしれませんが、小さめながらタイトルもキャスト名もしっかり話題に上がっています。
この秋SeeS編集部でも注目した「年の差婚」に関わるアラフィフ男性の物語で、作品として個性がありそうです。また、この話題を深掘りすると、2015年夏に話題となったドラマ「民王」が出てきました。息子と入れ替わる総理大臣を好演していた遠藤憲一さんの演技への期待が集まっているようです。

タイトルとしての期待度No.1は「山猫」それとも「フラジャイル」?

ネットワーク図には話題のかたまりとしての特徴が反映されます。それとは別のマイニングとして、タイトルなどキーワード単体が強い作品もありますので、見てみましょう。
第2の軸、共起関係の強さからみた注目の作品です。

「2016冬ドラマ 期待」というキーワードとひんぱんに使われやすい、共起関係の強いキーワード(共起語)を抽出してみました。

2016冬ドラ期待 共起語
※リストの一部を抜粋しています。

関連性の高いLEVEL4までのキーワードで、タイトルが出現しているのは以下の3作品です。
・「怪盗山猫」 公式サイト http://www.ntv.co.jp/yamaneko/
・「フラジャイル」 公式サイト http://blog.fujitv.co.jp/FG/C4652.html
・「ナオミ(とカナコ)」 公式サイト http://blog.fujitv.co.jp/naomi-kanako/index.html

この3作品も原作の小説やマンガがありますね。

実は「2016冬ドラマ 期待」というキーワードに対して、出現サイト数の多い重要な言葉ベスト3は 1.主演 2.放送 3.原作 でした。
主演原作が、期待度を決める重要なファクターだという点がデータからも裏付けられます。
主演の情報や原作情報を事前にしっかりコンテンツとして発信する戦略をとれば、視聴者の期待を盛り上げることができると言えます。逆に、月9のように原作のないドラマオリジナル作品は、いかにドラマの内容や特徴をキーワード化してコンテンツ提案できるかという点にも気を配ったほうがよさそうです。

主演の俳優名なども出現している「怪盗山猫」と「フラジャイル」が2強と言えそうですが、どちらかといえばいま強いのは「フラジャイル」です。
重要な言葉で1位の主演関連で強く紐付いている名前は長瀬智也さんですし、冒頭のブログでの話題にも長瀬さんが登場しましたよね。
出現サイト数のリストでも、タイトルとしては「フラジャイル」が最も多いサイト数となっています。

ここで第3の軸、HTMLタグの使用頻度をもとに強調キーワードを抽出したデータも参照してみましょう。

これはWebデータだからこそ解析できる、独自の分析手法となります。強調キーワード(Webの記述で強調タグを使っている順位づけ)で見ると、なんと全体の4位に「フラジャイル」が浮上してきます。

2016冬ドラ期待 強調
※リストの一部を抜粋しています。

強調系のタグが使われている=書き手の強い意図と考えると、「フラジャイル」について強く濃く期待されている方々が多いということになります。

まとめ

  1. 2016冬ドラマ、期待を集めているのは「火村英生」、月9の主役「有村架純」さん、「遠藤憲一」さん
  2. タイトルがよく出現している「怪盗山猫」「フラジャイル」にも注目
  3. 「主演」と「原作」は、放送前の期待度を決める重要なファクター

ちなみに前回の2015秋ドラの話題をざっくり調査!では、クール開始直後の感想から人気を調べたのですが、「下町ロケット」の高視聴率(最終回22.3%)や、菜々緒さん演じる「悪女」人気など、かなりリサーチ通りの結果となりました。スタート前とスタート直後でWebの声を定期的に調査するとある程度の人気予想が立てられそうです。

次回は引き続き、2016冬ドラマのリサーチから、気になる話題をお届けします。

冒頭のネットワーク図で、なぜか「火村英生」トピックのグループにこの方の名前が出現していた点にお気づきでしょうか?

2016冬ドラマ期待 松本潤これはいったいどういうことでしょうか?嵐の予感です!次回をお楽しみに。

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