コンテンツSEOを取り巻く状況は2年間でどれくらい変わったのか調査してみた[2014-2016年初頭版]

      2016/03/18

コンテンツSEO2014-2016まとめ

ここ数年でコンテンツマーケティングに対する取り組みや状況が変わってきましたね。先日、お世話になっている求人媒体の担当者様にWEB業界の変化について尋ねてみたところ、最近はコンテンツマーケティングやコンテンツSEOに力を入れる企業が多くなり、正社員ライターの募集が増えているということでした。

そこを突っついていくと別の話になりそうなので、どのくらいの規模なのかと聞いた内容を一言にまとめると「一昔前のWebデザイナー並」ということでした。一昔前とはどのくらい昔なのかはさておき、今はちょっとした花形ポジションということなのでしょう。

入門 コンテンツSEO入門!誰にでもわかるカンタン解説

 

今回は、そんな状況が具体的にどう変わってきたのか、過去のコンテンツSEOの推移をコンテンツ変化、インデックス状況を含めて見てみます。そこから、現在取り組まなければいけない課題や動きについて一緒に考えていくのが本記事の目的です。

 

推移を見るために利用したデータと特性について

例のごとくSeeSがクロールしている「コンテンツSEO」のデータを利用します。

コンテンツSEOの検索窓

収集日は2014年2月4日(342件データ)、2014年12月10日(322件データ)、2016年1月25日(387件データ)の3データとなります。

これらのデータはクロスセッション分析(横断面分析ともいう)を行うために、その時点で得られる膨大なデータを持っています。

1ヶ月刻みなどの細かい経時変化には向かないのですが、その時(クロール時)に何が起こっていたのかを把握して時系列上に並べることで大きなトピック変化を見ていきます。

サイトの分類はどのように変化していったのか

記事中3つのデータを把握しやすくするため、2014年2月4日データをコンテンツA、2014年12月10日データをコンテンツB、2016年1月25日データをコンテンツCとします。便宜上、コンテンツBを2015年辺りに置いてあります。

取り巻く状況の推移

上記画像はクリックで拡大できます!

 

このように並べるだけでも変化がわかりますね。

2014年の段階ではコンテンツSEOの話題はニュース系サイトがトップだったのが、2015を経て3番目に大きい分類へと落ちています。

ブログの影響力が強いことから、情報発信型からノウハウ型といった変化が起こったのではないでしょうか。

それとは別に、地味に企業系サイトが力をつけてきているのが面白いですね。取り組みがよりビジネスに近い形態に以降したと考えれば、コンテンツSEOへの取り組み自体への重要性がより世の中に認知されてきたということでしょう。

 

どのくらいの情報が変化したのかサイトのインデックス状況から把握する

データを分かりやすくするため、Googkeの検索順位結果をTOP100で区切り、順位変化および内容変更率をSeeSのラボ機能「前回比較」で調べてみました。

AからBへの推移ではTOP100の7割強が新しいコンテンツ

前回比較では、A時点でTOP100だったものがB時点でどうなっているのかを見てみます。

変化1

すると、コンテンツSEOで前回(A)に入っていたコンテンツのうちTOP100からランクダウンしたのが21件、B時点での322件の中から外れたものが56件、合計77件ありました。

その77件の代わりとして、新しいコンテンツが参入してきています。

ちょっとこの時点でも深掘りしてみたいのですが、次の推移でも似たような結果が出たのでBからCへの推移も見ていきましょう。

 

BからCへの推移でもTOP100の8割近くが新しいコンテンツ

変化2

こちらも、AからBの推移と同じく8割近くのコンテンツが新しいコンテンツになっています。ランクダウンが22件、C時点での387件からも消えたのが61件、合計83件のコンテンツが入れ替わっています。

コンテンツSEOは比較的新しい流れなので、情報の入れ替わりが激しいですね。

これは別に情報内容が定まっていないということではなく、市場が活性化しているというポジティブな捉え方をしています。

 

推移中残っていたコンテンツの内容変化率

さて、これまでコンテンツの入れ替わりについて見てきましたが、残ったコンテンツについて少し見てみます。

AからB時に残ったコンテンツは23件、BからC時に残ったコンテンツは17件です。

それらが約1年の間、ただ静止していたのか、変化していたのかを見るために、コンテンツごとの内容変更率を見てみました。これは、HTMLソースの変化ではなく、純粋に中身のコンテンツを見るようチューニングされています。

例えば「あいうえお」という超短いコンテンツがあったとして、同じURLを1年後クロールしたら「かきくけこ」になっていたら内容変更率100%ということになります。サイドバーの内容も入ってきたりするので、正確性についてはご容赦ください。

また、評価量がそれほど多くもないので、今回は「おーそうなんだー」とざっくり掴んでいただくのがいいかと思います。○%変更したほうがいいよ、とか結論付けるのは他の方に譲ります。

変化率1

平均値的にみて20%、中央値が17.8%.でした。最大値は57%となっており、半分近くコンテンツの内容を変更したサイトがあるということです。

ちなみに最大値のサイトはAでは103位で、Bでは4位にランクアップしていたので、変更して正解だったのではないでしょうか。

変更や修正については「コンテンツSEOに効くコンテンツ修正とは?4つのステップで順位アップ!」も参考にしてみてくださいね!

変化率2

こちらは変わって平均が8.1%、中央値が2.5%。最大値が69.5%です。ご覧のとおり最大値が平均を微妙に伸ばしているので、平均はあまり役に立たないのですよね。

データを合体

余談ですが、全部合体すると平均値は14.8、中央値は12.7%という結果でした。

 

これら残ったサイト郡で、変化量がゼロというものはありませんでした

特に激戦のキーワードでは、多少のノイズはあるにせよサイトの更新を行っていくことは重要です。
仕事で長期にSEOに関わっていく場合は、変化量の多いものをソースレベルで比較して、何が変わってどう作用しているのかに向き合ったりしています。

 

コンテンツSEOのコンテンツ内容の変化を見てみよう

特徴的に出てきた部分をピックアップしました。

ピックアップについてはコンテンツSEOに関わるテキストマイニングを以下のような図から行いました。

テキストマイニング

A,B,Cに共通する箇所をグルーピングしていきました。今回はコンテンツというキーワードを基点とした箇所が共通していたので、そちらから情報を2次元に落とし込み、俯瞰してみます。下記の図は、丸の大きさはグルーピング内容に近いものが大きくなっており、色分けは機械的にクラスタリングした内容を5色に分けてあります。

 

最初はコンテンツSEOとはなんぞや、という情報

コンテンツSEOについて

赤いクラスタはSEOにはコンテンツ制作が不可欠といった、主にコンテンツSEOの定義といった内容ですね。客観的な視点を持つことで間接的にSEOを行うことが望ましいといった内容です。

水色のクラスタは企業が出している情報やキャッチーな部分ですね。

コンテンツSEOの目的や狙いについて

目的や狙い

赤いクラスタはAと同じような意味合いなのですが、テクニック的なところも増えてきました。狙いは戦略、クオリティはコンテンツSEOに必要なコンテンツの品質についての記載です。内的SEOなんていう言葉も出てきました。

水色の構成・工程は文章構成とその作業工程についてのトピックです。
オレンジ色で少し出てきたのはコンテンツの資産化というわかりやすい例えです。

ちょっとリンク系の話題も増えてきましが、主に昔のテクニック?系から離れて自然に増やして行こうぜ的な内容が多いです。

コンテンツSEOとはこれ!といった内容が出揃ってきた

具体的な内容

最初に比べてずいぶん具体的な内容になったと思いませんか?

コンテンツSEOは良質な記事が肝なのですよ。ここまでくると細かい読み解きをする必要もなく、コンテンツSEOをやろうと思っているあなた方が取り組んでいかなければ行けない内容です。

基本的な部分を抑えておこう

A,B,Cで共通しているのはマーケティング、制作、作成といったキーワードです。ここからもわかるように、現在のコンテンツSEOには無くてはならない箇所です。

どれか一方だけを極めるという時代の流れが終わり、バランスよく身につける体制が求められるのではないでしょうか。

まとめ

  1. コンテンツSEOは情報発信型からノウハウ型へ推移
  2. 情報の入れ替わりは激しいが、市場は確実に成長している
  3. ようやく形が見えてきた、2016年はコンテンツにとって躍進の年になるかも

冒頭でお話したように、この業界の求人体制も着実にコンテンツ寄りに変わってきました。
品質アップを目指しながら、一緒にコンテンツ時代を盛り上げていきましょう!

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