『男女で違う!ダイエット意識』WEB解析調査レポート

   

食欲の秋ですね。食いしん坊の筆者も、ついついおいしいご飯や秋限定スイーツに手を伸ばしてしまいます。その一方で、これではいけないと話題のダイエット情報も気になり…いつも心と体重計の針は揺れています!
ところで、実は女性より男性に肥満者の割合が増えているってご存知でしたか?

厚生労働省「肥満とやせ推移男性」

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/seikatu/himan/number.html
出典:厚生労働省ホームページ「国民健康・栄養調査」平成19年
肥満とやせの状況の推移(20歳以上)

男性の場合、どの世代でも10年前、20年前よりぐんと肥満者の割合が増えています。とくに40代から60代の肥満者は30%を超えています。
女性では、30~60歳代において肥満者の割合が20年前、10年前と比べて減少しています。

ダイエットを中心とする健康な体作りは男女共通の大きな課題となってきたようですね!
今回はSeeSで人々のダイエットに対する意識を解析してみました。

ダイエット方法に関する話題は女性がリード

早速「ダイエット+方法」でキーワード解析してみました。※2014年10月現在
ダイエット方法 「食事」と「運動」に注意して減量を成功させる…といったダイエットの理想ともいえる文脈が話題となっています。全体で見ると、「運動」よりは「食事」がらみの具体的なキーワードが多めですね。食物繊維を摂る、グリーンスムージーを作るなど、食を楽しみながらダイエットにも効果があるという話題が好まれているからだと考えられます。
また、ヒップアップやバストアップといった具体的なボディパーツ改善も話題になっています。ただ痩せたいのではなく、より美しいスタイルになりたいという意識がダイエットの中に含まれているんですね。

産後ダイエットもう一点注目したいトピックとして、「産後」関連のキーワードがあります。
女性特有の話題ですが、出産後に体重や体型を元に戻せるかどうかが勝負!という意識の高さがキーワードに現れています。「産後」は共起語のレベルも高く、産後ダイエットは女性の大きな関心事のひとつなのです。
この「産後」や「バスト」「基礎→体温」など、テキストマイニング解析で上がってきたキーワードの語彙から、「ダイエット+方法」で検索しているのは女性が多いことがわかりますね。
女性のダイエットに関する情報収集意欲の高さが、近年の女性肥満者減少のひとつの要因なのかもしれません。

ダイエット市場を支えるポジティブシンキング

次にサイト内でよく使われるキーワードを見てみましょう。
ダイエットユーザーの関心この中で注目したいのは5位の「簡単」です。
テキストマイニングの方でも、「自宅→簡単→方法」や「自宅→手軽」が話題の流れとして上がっていました。
ダイエットはそう簡単にはいかないのでは…と言いたくなりますが、「簡単」なダイエット方法を述べるサイトがこれだけ多いのは裏を返せばニーズが高いからです。本気のダイエットより、手軽なダイエット志向が強いのですね。
感覚・感情分析さらにユーザーの感情や感覚を表す言葉のみでソートをかけたランキングでは、1位に「正しい」が上がってきました。
こちらも、「正しい」ダイエットが78サイトもあるのか…と言いたくなりますが、おそらく皆様、なかなかダイエットの成果が出ない時、それは自分のせいではなくダイエット方法が間違っていたからだと思うわけですね。そこでまた別の「正しい」ダイエット方法を探す…という文脈での「正しい」なのだと考えられます。
永遠に正解は出ない気もしますが、だからこそ皆ポジティブに好奇心を持ち続けて、話題のダイエットに挑戦していけるのかもしれません。いちいち反省しているより、次行こう!というイメージですね。

「簡単」で「正しい」ダイエットを知りたいとはなかなか調子のいい希望ですが、このポジティブシンキングこそがダイエット市場を支える基盤のようです。特に女性にとって、ダイエットは真剣な苦行ではなく、話題のダイエットを手軽に取り入れてまた次を探す“流行チェック”のような側面があるのでしょうね。

男性のダイエット方法の話題は?

さて、「ダイエット+方法」を検索しているのは女性が多いという推測ができましたので、さらに「ダイエット+方法+男」でもキーワード解析してみました。このようにどんどん深堀りしてビッグデータ解析できるのもSeeSの特長です。
男性のダイエット「男」をつけただけで解析結果がずいぶん変わりましたね。
男性特有のキーワードとして「筋肉」や「肉体→改造、進化」などが上がっています。「酸素→血液」や「内蔵」周辺など、医学・生理学的アプローチが話題になりやすいようです。
一方、食関係の話題はまったく上がらなくなりました。運動やトレーニングで鍛えながら痩せるのが、男のダイエットの関心の基本といえそうです。

また「トップ→モデル、ウィナー、タレント」や「目標→体重」から、男性ならではの目標に向かうストイックさを感じることができます。
男性は、なりたい理想体型の人物や数値目標を明確にして、そこに向かって努力するのが好きな傾向があるようですね。
先ほどの「ダイエット+方法」の解析では、目標意識は全然現れてきませんでした。女性は、あくまで現状の自分がベースにあり、もうちょっと減量したい、スタイルを良くしたいという発想でダイエットに取り組んでいる様子が感じられます。

男性ダイエット市場を開拓していくには、このような男女の意識や感覚の違いを分析して、ターゲットごとに適切なコンテンツマーケティング戦略を立てていく必要がありますね。

まとめ:男女で違うダイエット意識

  1. 女性はダイエットの方法を求めている
  2. 女性は食を楽しみながら気軽にダイエット
  3. 男性は目標に向かって鍛えるダイエット

今回の解析結果では、女性が牽引していることがわかったダイエット市場ですが、男性ダイエット市場にも独自のキーワードが現れてきました。
元々関心の高い女性層、現実的にダイエットの必要性が高い男性層、アプローチ方法や対策キーワードを変えていくことで、よりきめ細かいマーケティング戦略が立案できます。
SeeSではさらに年代別、商品名比較など多様な複合キーワードで市場分析が可能です。ターゲットの特性や適切なキーワードを深堀りしていけるSeeSの解析機能を、マーケティングに活かしてみませんか?

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