父の日の集客・販促は義父へのプレゼントに注目してみよう

      2016/03/18

父の日のプレゼント6月の第3日曜日は父の日です。
母の日は「カーネーション」が代表的なイメージとして存在しますが、父の日はこれといってイメージやモノが浮かびません。プレゼントを探す側も、提案する売り場やECサイト側も、手探りしている季節イベントという印象があります。
このような特徴が弱めのシーズンイベントではコンテンツ提案に悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はコンテンツ作りのヒントとして、父の日に関する興味深い傾向をご紹介します。
また、その傾向からどういったコンテンツやページ構成であれば効果的にユーザーにアプローチできるか、具体的にいくつかコンテンツ案をご用意させていただきましたので、キャンペーンを考えているECサイトの担当者様はぜひご覧ください。

プレゼント選びも楽じゃない。義理があればなおさらに

キーワード関連性分析で、「父の日」と「プレゼント」に紐付くWeb上の言葉を調査していくと、父の日では配偶者の父親にあたる義理のお父さんへのプレゼントに注目が集まっている事が分かりました。

父の日のプレゼントに悩んでいる?

キーワード調査前はもう少し、プレゼントアイテムに関連する言葉が多く出るかと思っていたのですが、「ホンネ」「嫌」「同居」など、何だか生々しい言葉が上位に並んでいます。
これらの話題に共通するのが、「義理のお父さん」に対して父の日に何をプレゼントすれば良いのか困っているという事でした。
(さらに補足すると、家族関係の悩み相談の中に父の日も含めた状況説明があるため、同居や嫌といった言葉が色濃く出てきているのです。)

教えて!goo:義理の父に、父の日の贈り物は?
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3999241.html

一般的な父の日のプロモーションはどこでも行っているかと思いますが、このような潜在的な悩みに応えているECサイトはまだ少ないのではないでしょうか。
何をプレゼントすれば良いか困っているユーザーに対し、ただ「父の日特集」として商品を並べても悩みは解決できません。
問題は“プレゼントを選べない事”なのです。
それでは、そのような悩みを持つユーザーにどの様に商品を提案していけば効果的にプロモーションできるでしょう。

顕在層と潜在層の行動の違い

義父という存在は実の父親に比べ好みや趣向が把握しにくく、本人には直接聞きにくい部分もあると思います。
そこで、「商品の選び方」をサポートしてあげる、提案型のコンテンツを用意する事でプレゼント選びを楽にしてあげましょう。

「義父へのプレゼント」を意識したコンテンツ提案

具体的なプレゼントのイメージが湧いていないユーザーに対して、物ありきの商品提案をしてもあまり得策ではないでしょう。
そこで、プレゼントを贈る相手である義父がどんな人物であるか明らかにしていく事がポイントになります。
商品から入るのではなく「あなたのお義父さんにはこんな商品が良いでしょう」といったコンシェルジュの役割をWebサイト側で用意してあげましょう。

例えば下記のようなコンテンツやナビゲーションはいかがでしょうか。

カテゴライズして選びやすく

カテゴリー分けして選びやすく義理の父をカテゴライズすることで、視点が定まりやすくなります。カテゴリーごとのおすすめ商品や代表的な商品を提案していきましょう。

年代別

おおまかな年代別に状況を設定して、おすすめ商品をピックアップしてみましょう。
例)革小物系ECの場合

  • 60代前半、まだまだ仕事年齢→定期入れ
  • 60代後半、定年して旅行が趣味に→トラベルバッグ
  • 70代、健康に気を遣う、通院中→保険証やお薬手帳が入るポーチ etc.

趣味別

中高年・シニア層の男性に人気の趣味を紹介しながら、最適な商品をあげてみます。
例)レジャー系ECの場合

  • カメラ・写真撮影→アウトドアベスト
  • 軽いスポーツ、ウォーキング→キャップ、スポーツジャージ
  • 海外旅行→ポケッタブルレインパーカ etc.

タイプ別

義父のキャラクターやタイプをイラスト等で紹介し、商品タイプと連動させてみましょう。
例)衣料・寝具系ECの場合

  • ジェントルマン文化系(北○路欣也タイプ)→ヨーロピアン柄
  • アクティブ体育会系(泉○しげるタイプ)→アメリカンポップ柄
  • スマート理系(志○廣太郎タイプ) →ボーダー・ストライプ etc.

売れ筋や調査データの紹介

比較検討の材料を用意義理の父のことがほとんどわからず、選べない…という方のために、何となくジャンル全体の傾向を掴みやすくする情報を提案するのも有効です。

  • 昨年度のサイトでの売れ筋商品ランキングを紹介
  • 父の日に贈りたい自社商品、社内アンケート調査結果
  • 贈ってよかった!お客様からのエピソード紹介
  • 父の日の由来紹介と、由来に関連したおすすめ商品 etc.

ちなみに、父の日の花とは白か黄色のバラのようです。

オリジナル要素からWebサイトの信頼を獲得

楽しさやサブコンテンツでオリジナリティを出す解析結果から想像すると、義父へのプレゼント選びは若干ネガティブなイメージがありますので、遊び心やプラスアルファの要素を入れる事で、他のサイトにはない独自性を出しましょう。
オリジナリティは同じような商品を扱う際は差別化や信頼獲得の大切なポイントとなります。

楽しみながらナビゲート

  • YES/NOチャートを作成し、楽しみながらおすすめ商品に紐付け
  • 義父を歴史上の人物に例えたキャラクター別提案など、楽しいコンテンツ作り etc.

サブコンテンツで奥行のあるWebサイトに

  • 失礼にならないマナーや気遣いなど「夫の実家に喜ばれる贈り物のポイント」を紹介
  • プレゼントに添える手紙のアイディア紹介や、メッセージカード添付のサービス etc.

ユーザーの悩みや疑問から、それに応える「選びやすいナビゲーション」を意識すると、具体的なコンテンツのアイディアも浮かびやすくなりますね。

まとめ

  1. 「義理の父」へのプレゼントに悩んでいるユーザーが多い
  2. ターゲットのニーズや悩みに対してアンサーとなるコンテンツを提案しよう
  3. 選べないという悩みには、選ぶためのナビゲーションがあると効果的

父の日特集やプロモーションの全体で「義理の父」を意識しなけければいけないという訳ではありません。
ただ、現状のアプローチでは行動の顕在化したユーザーにのみアプローチできる販売方法のため、通常のキャンペーンと併せて例えば義父へのプレゼント向けコンテンツを用意してみてはいかがでしょうといった提案になります。買う商品が決まっているユーザーと、何を買うべきか検討しているユーザーでは商品の選び方も変わってくるはずです。

文中で“コンシェルジュの役割”と少々大げさに表現しましたが、本来対面式の接客では当たり前のようにされている事ですよね。
ユーザーの目的から考える発想が、実際に商品を選ぶWebサイトの特集やナビゲーション・カテゴライズにまで反映されると、ユーザーの満足度がさらに高くなり、売り上げという形となって顕在化するでしょう。

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