急がば回れ。もしちょっと天然な文芸部員が辞書を忘れてマーケティングレポートを読んだら。
こんにちは。SeeS編集部の珠木です。
急がば回れということわざがあります。
目的地に到達するためにどんなに急いでいても、様々な危険が待ち受ける近道と少し距離が伸びても安心安全な道があるならば、近道の危険に対処している労力・時間からしたら安心安全な道のほうが結果的にはやく到達するということです。
この急がば回れということわざの意味や歴史を調べようと思えば辞書を引いたほうが早いですよね。当たり前といえば当たり前です。
ただ、今回はちょっと遠回りして「急がば回れをマーケティングレポートで調査したらどうなるの」といったちょっと変わった記事です。
辞書で答えが分かるのは当然ですが、ビジネスで活用されている定性調査レポートからどんな事が読み解けるのかを見ていきましょう。
「急がば回れ? 辞書で調べてみよう。……あれっ、辞書忘れちゃった。仕方がないからマーケティングレポートで調べちゃお」
……まー、無いです。普通のマーケティングレポートはそんな使い方はしないので、ネタとしてお楽しみ頂ければ幸いですといったところです。
こんなところに「急がば回れ」のマーケティングレポートが
「へー、487件のWebサイトデータか。どんな情報が書いてあるんだろう」
調査目的を設定する
「こんなことに使えるんだね。調査・裏付けのパターンで調べてみよう」
サイトの分類から全体の利用傾向を知る
「ポータルサイトとニュースの割合が大きいんだね。恋愛や結婚についてのトピックが多いみたい。結婚は急がば回れ……なんかわかるよ! 友達のカレから危険な香りがプンプンするから、急がば回れって諭してあげよ」
テキストマイニングのネットワーク図から気になるトピックをピックアップする
「この中から気になるトピックを見つければいいのか。簡単そうだから危険って箇所を見てみよう」
「危険は水路とも繋がっているんだ。他の視点で見てみると陸路ってある。急がば回れは水路と陸路の関係なのか。遭難や強風が脅威なんだな。語源はなんだろう」
「関係しそうなことでレポートのデータ内をサーチしてみよう」
急がば回れは滋賀県の琵琶湖から生まれた
「なるほど!」
あとがき
危険がない(辞書やネットがある)のに遠回りしたら近道の意味が無いよ!……という話。
危険な道も先人の知恵があれば近道になっていくものです。
最初は有名な小説でもあり映画にもなった【もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら】がふとした瞬間に思い出されたのでノリ的に書いてみたのですが、さすがに無理があった……。
雰囲気なりを掴んで頂ければ幸いです。
実はSeeS編集部では、真面目に急がば回れな記事を書いていたりします。
シニアマーケティングは急がば回れ!市場開拓のヒントとは?