SeeSが予想する2015年流行語大賞

   

流行語2015

2015年のユーキャン新語・流行語大賞の候補語が発表されましたね。

SeeS編集部では一昨年より、検索エンジンシミュレーターであるSeeSの機能を活用して、流行語大賞を予想しております。
2014年流行語はみごと大賞の「ダメよ~ダメダメ」を的中させました。

今年は先に【9月版】としてノミネート候補の予想を発表しましたが、候補語には予想通り「ラッスンゴレライ」「あったかいんだからぁ」や「上級国民」がノミネートされています。
さて大賞はどうなるのでしょうか?マーケティングのいまがわかるSeeSで、流行語大賞を予想したいと思います。

流行語大賞について、Web情報からテキストマイニングしてみよう

重要キーワードの出現順位をチェック

まずはSeeSを使い「流行語大賞+2015」というキーワードでWebからデータを取得します。
その後、すべてのテキストを単語ごとに分解し、関連するWebサイトの数でソートしていきますと、下記のような結果が出てきました。

流行語2015キーワード出現順位修正版

TOP20から流行語大賞にノミネートされた候補語をピックアップしますと、「五郎丸ポーズ」「ラッスンゴレライ」「ラブライバー」「安心(して下さい、穿いてますよ。)」「(アベ)政治(を許さない)」が確認できました。
ラグビーの五郎丸選手は9月の流行語調査の時点では全く出現しておらず、この秋ラグビーの話題と共に突如大ブレイクしましたよね。
SeeS編集部でも10月中旬、思わずラグビーについて調べてしまったくらいです。この調査では「ラグビーといえば五郎丸」というデータも取れました。

参照 ラグビーに注目!スポーツに学ぶマーケティング

書き手が強調しているのはどの流行語?

さらに、SeeSで収集しているのがWeb情報であるというメリットを活かし、強調表現(太字など)でソートしてみました。
強調表現は、書き手=情報発信者の意図がこめられている、テーマに対して結論や目的とされていることが高い単語と考えられます。

流行語2015強調キーワード

ラブライバー」、次いで「ラッスンゴレライ」「五郎丸ポーズ」がトップ3として出現しました。さらに「安心」「あったかい(んだからぁ)」に「刀剣女子」「戦争法案」「ドローン」など候補語の数々が出現してきました。トップテンに選ばれる可能性が高い候補語と考えられます。

「流行語大賞 2015」と一緒によく使われる流行語は?

念のため、調査キーワードの周辺でひんぱんに出てきやすい言葉=共起関係にある言葉(共起語とも呼ばれます)もチェックしてみましょう。

流行語2015共起語

共起関係という切り口で見ても、トップ3は変わりません。
Webでは漫画やアニメ関係ワードの情報量が多いという特徴は9月の調査でも見られましたが、メディアミックス作品「ラブライブ!」ファンの名称「ラブライバー」の強さにはちょっと驚きます。

これらを元にSeeS編集部が予想する2015年流行語大賞をまとめます。

2015年の流行語大賞は?

例年と同じく、主観を入れずにデータ主義で候補を絞り込んだ結果、さまざまな切り口でも常にトップ3をキープした

五郎丸ポーズ」「ラッスンゴレライ」「ラブライバー

以上3つが大賞候補と予想します。

もし一つだけ大賞を決めるとしたらこれですね。

ラッスンゴレライ

「今さら~?!」って声が聞こえてきますが、データから検証するとやはり「ラッスンゴレライ」は安定的に強いのです。今回の結果だけでなく、9月の調査時点でも既にキーワードとして上がっており、年間を通してみた場合に流行語として話題の継続性が高いと言えます。また、五郎丸選手のポーズよりも、「新語・流行語」という本来の意味にマッチしたワードですよね。
ただし、新語・流行語大賞は人が決めるものであり、大賞の数も年によって変動しています。候補語のどれが受賞してもおかしくないですね。

「あったかい」VS「明るい」の戦いから、今年の漢字まで予想!

さて、SeeSには感覚に関わるキーワード(形容動詞など)だけを抽出して、キーワードの持つ感覚やイメージを把握する機能があります。
「流行語大賞 2015」の感覚的キーワード出現順位、上位を見てみましょう。

流行語2015 感覚キーワード

あったかい」と「明るい」の戦いです!
9月、芸人さんの話題を調査した際には、本命「ラッスンゴレライ」の次に「あったかいんだからぁ」がかなり優勢というデータをご紹介しました。実際この時「明るい」はTOP20圏外だったのです。

10月以降、とにかく明るい安村さんがクマムシさんを追い上げていることがわかります。
安村さんの場合、キーワードが「明るい」や「安心」に分散してしまうのですが、全体の出現順位で「安心」が「あったかい」より上位に来ていることもあり、データ的には両者はかなりいい勝負をしていると言えます。

さらに安村さん、安心してください。感覚キーワードの3位は「」、その関連キーワードに「今年の漢字」というキーワードが入っております。
とにかく明るい安村さんは、名前とネタに「」という共通の文字を持っています。そして、2015年の話題といえば「保法案」「倍総理」も思い浮かびますよね。
というわけで、安村さんはたとえ流行語大賞のトップテンから外れたとしても、今年の漢字として「」が選ばれ、注目される可能性はけっこう高いのではないでしょうか?

まとめ

今年は例年以上に次々と目まぐるしく流行が移り変わり、主観では1年間を通して大きく流行った新語・流行語というのがなかなか思い浮かびません。ソーシャルメディアの発達で、一過性の話題が増加しているせいもありますね。
(ちなみに今回の調査で気になった目下の流行語は「ぱよぱよちーん」です。候補語でもないのに「流行語大賞 2015」という範疇でデータに上がってきています。)

とはいえ、このように調査すれば必ず何らかの傾向が出現してくるのが面白いです。SeeSのリサーチはWeb上のビッグデータを活用した定性調査ですが、今回のように出現順位などから定量的な読み解きをすることもできます。
2015年流行語大賞、果たして結果はどうなるのでしょうか?12月1日の大賞発表が楽しみです!

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