2015年流行語大賞、ノミネート候補を予測!【9月版】

   

流行語2015予選

今年も残すところあと3ヶ月ですね。
いろいろな出来事がありましたが、皆様、印象に残る流行語はあったでしょうか?
SeeS編集部では毎年、「ユーキャン新語・流行語大賞」の発表直前に、検索エンジンシミュレーターSeeSを使った流行語大賞の予測をしています。

参照 ズバリ言うわよ!SeeS編集部が予想する2014流行語大賞

今回は2015年の発表までにはまだ間がありますが、ちょっと途中経過を調べてみました。9月末現在の流行語大賞に関する話題をWebの中から探します。

ジョジョに例の紐・・・??アニメ界のキーワードが話題!

SeeSで「流行語大賞 2015」を調べてみたところ、ちょっと意外なキーワードが上がってきました。

流行語2015図

ガジェット通信さんがアンケート形式で実施した「アニメ流行語大賞2015上半期」のランキング情報が影響しているようです。

ジョジョの奇妙な冒険」は、長期連載されている人気漫画で、今年前半にも漫画原作のアニメが放映されました。個性的なキャラクターや独特のセリフが多い作品ですので、話題になるのも納得です。(2015年の流行と言われるとちょっと違うような気もしますが…。)
例の紐」とは、アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の衣装に関わる話題です。
SeeSの辞書が「例の紐」という表現を把握しているのが面白いですね。

本家の新語・流行語大賞からはスルーされてしまうかもしれない分野ですが、これだけアニメや漫画ネタがネットの話題になっていることには注目しておきましょう。

というのも、ガジェット通信さんでは「ネット流行語大賞2015上半期」も実施しています。

  • 金賞 ドローン(ドローン少年)
  • 銀賞 異物混入
  • 銅賞 ISIS/イスラム国

…ですが、使用傾向でも、テキストマイニングのネットワーク図の方でも、アニメに関わる話題が多く出現していました。現状では時事的なキーワードよりも、アニメ派生ネタの方が、流行語としてネット上で関心を集め、話題になっているのです。

「ラッスンゴレライ」「あったかいんだから」そしてあの人が登場?!

続いて「流行語大賞 2015」共起語のリスト上位からも流行語の候補を探してみましょう。

流行語大賞2015共起語 修正

コーナー名に流行語大賞が含まれるラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」関連や、前述したアニメ関連を除いて、2015年の流行語候補を抽出します。

まず「ラッスンゴレライ」(8.6秒バズーカー)と「あったかいんだから」(クマムシ)、この2つのフレーズは流行語大賞にノミネートされそうです。

さらに、意外な流行語候補が発見されました。「佐野」です。
五輪エンブレム問題で一躍有名になったグラフィックデザイナー/アートディレクターの名字で、ネットでは「佐野る」などとも言われています。9月末の時点で、データ上では「佐野」が流行語として認識されていました。
個人名ですのでノミネートされるかどうかは微妙ですが、「上級」「国民」あたりも共起語に入っています。五輪問題に関わる単語は何かしら選ばれそうです。
「上級国民」は五輪組織委員会が「一般(の)国民」という発言をしたため、対比として人々の声から出てきた表現ですので、経緯からすると真の流行語と言えるかもしれません。

ちなみに上位にある「ナス」ですが、これは調べてみたらTwitterで使われる「ありがとナス」という表現の語尾部分でした。Twitter発祥の言葉の流行にも注目です!

ブームの推移って?この1年のネタフレーズを検証

さておまけに、ラッスンゴレライってもう古いんじゃないの?といった意見を検証するため、Googleトレンドで検索ボリュームを調べてみました。
この1年の状況を見たいので、調査範囲を「過去12か月間」で設定します。

流行語大賞2015Googletrend

たしかに推移を見ると、赤:「ラッスンゴレライ」も青:「あったかいんだから」も上半期で流行が終息しています。ただし1年間の全体量で見ると、「ラッスンゴレライ」は今年の大きな話題であったと言えそうです。次点が「あったかいんだから」となります。

参考までに他のネタも調べてみました。

黄:「ダンソン」(バンビーノ)は、何を言っているかわからないせいもあり、検索量の伸びに欠けます。流行語にはなっていないようです。

緑:「安心してください(、はいてますよ)」(とにかく明るい安村)は露出に較べて検索量が非常に少ないです。決めゼリフも芸名も長すぎる点は、流行語を狙う上でも検索上でもちょっと不利だと言えます。

紫:「本能寺の変」(エグスプロージョン)は、3月末にYouTubeで公開されたリズムネタ動画で、5月頃から人気急上昇しました。(9月末現在、再生回数は約2970万回です。)「ラッスン…」等と入れ替わるように、検索でも大きくボリュームを伸ばしています。
歴史上の事件が流行語と捉えられるのか興味深いですが、後の世でこんな話題になっているとは、織田信長も明智光秀もびっくりですね!

このように比較してみると、「ラッスンゴレライ」は意味合いがポジティブであれネガティブであれ、定量的にも2015年話題になったフレーズであることがわかります。

まとめ

  1. 今の時期、Webデータ上では時事的な流行語よりアニメの話題が盛り上がっていた
  2. 「ラッスンゴレライ」「あったかいんだから」は上半期で終わったがノミネートはされそう
  3. 時事の話題からは五輪問題に関するキーワードに注目

今回は9月末の時点でいくつかノミネートされそうな流行語をデータから読み解いてみました。
これから12月にかけて、思わぬ出来事やブームが起きないとも限りませんので、世の中の動きに注目していきましょう。
SeeS編集部では11月にはより詳しい予想を立てる予定です。どうぞお楽しみに!

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