2016流行語の筆頭候補?!「センテンススプリング」を緊急調査!

   

センテンススプリング

2016年が始まってまだ1か月なのですが、世間を騒がす事件が次々と起きていますね。
株式相場の世界では「申年は騒ぐ(波乱の年)」と言われているのですが、当たっているかもしれません。
その中から、新しいキーワードが登場してきました。「センテンススプリング」。意味は、週刊誌の週刊文春を英訳したと思われる斬新な発想の造語です。
GoogleトレンドSeeSで、この新しい言葉を緊急調査してみました!

新語爆誕の瞬間をGoogleトレンドで見てみよう

タレントのベッキーさんとバンド「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音さんの不倫騒動から、ベッキーさんがLINEに書いたとされる「センテンススプリング」は、騒動と相まって瞬時に世間の注目を集めました。

Googleトレンドで検索ボリュームを調べてみましょう。
全くの新語ですから、過去10年を調べても意味がないので「過去30日間」を設定して調べます。

センテンススプリング トレンド

1月19日(火)まではボリュームゼロだった「センテンススプリング」。1月21日(木)までの過程で、みごとに新語が生まれる瞬間をグラフで見ることができました。
木曜日は週刊文春の発売日です。1月21日(木)に「センテンススプリング」が大きく世間に報道されたわけですが、前日の1月20日(水)にすでに少し検索されているのが興味深いです。このキャッチーなキーワードをいち早く知り、すぐ調べた人もいるってことですよね。

Googleトレンドでは関連キーワードを見ることもできます。

センテンススプリング関連キーワード

関連キーワードを見ると、ベッキーさんの不倫騒動に興味がある人もいるけれど、一気に「センテンススプリング」という新語がネット上で拡散されたため、どういう意味?と思って検索した人も多そうですね。

「センテンススプリング」とは?ざっくりしたイメージ

1月29日(金)、SeeSでキーワード「センテンススプリング」を調べてみました。
データ元は249件のWebデータとなります。

まず「センテンススプリング」で収集したデータのイメージ図がこちらです。

センテンススプリング ワードクラウド

この図はキーワードとひんぱんに使われる(共起関係の強い)キーワードをランダムに配置するSeeSレポートの表紙デザインなのですが、…何というか、もうこのワードクラウドだけで大体わかった気になれますね…。

ちなみに真ん中の恐縮は、2ちゃんねるの芸スポ速報+版で使われる匿名「名無しさん@恐縮です」からの出現です。

この「恐縮です」は、芸能リポーターとして大活躍された故・梨本勝さんの決め台詞。梨本さんのリポーター魂が今も社会に息づいているさまを、こんな形で発見できました。

流行語としての期待が集まる「センテンススプリング」

「センテンススプリング」で収集したデータの主な分野を見てみましょう。

センテンススプリング ドメイン分類グラフ

まだ新しい話題なのに、まとめの比率がニュースよりも高いですね!時事ネタをキュレーションされる皆さんの仕事のスピードには関心します。
3位はブログ、多くの方が「センテンススプリング」に反応して記事を書かれているようです。
なお一番多いドメインはアメブロでした。
このブログでの話題を深掘りすると、「芸能人」「流行語大賞」「登場」「流行語」「芸能界」といったトピックがあがっているみたいです。
みなさん、週刊文春がどうとかより、このキャッチーなキーワードは流行語になる!流行語大賞の候補になる!という点に興味が高いようです。

その裏付けとして、取得したWebデータの主要なテーマも参照してみましょう。

センテンススプリング 主要テーマ分類

流行語」が最も大きいテーマとして出現しています。「センテンススプリング」は、2016年の流行語大賞候補として皆の期待が集まっているんですね。

(SeeSの2015年流行語大賞の予測と結果から考えると、上半期に流行した言葉は不利だと言えますが、どうなるでしょうか?今後も流行語については随時追っていきたいと思っております。)
参照 SeeSが予想する2015年流行語大賞
参照 2015年流行語大賞 反省と今後の展望

「甘利大臣」と「レッツ・ポジティブ」が早くもトピック入り

次にテキストマイニング(*1)という手法を使って、重要な話題を見てみましょう。

*1 SeeSテキストマイニング
SeeSでは特定のキーワードで検索した際に表示される全てのWebページの文章情報から、関連度の高さに応じて相関図を表示します。 これにより膨大な文章情報(ビッグデータ)から概要を把握する事や、マーケティングに必要なデータの抽出にご活用いただけます。

センテンススプリング ネットワーク図W700

ざっくり大きく全体像を見てみます。
中心となる大きなトピックは、ベッキーさん川谷さんの騒動です。そして、1月28日(木)発行の週刊文春の大きな話題である甘利明・経済再生担当大臣(辞任を表明)のトピックがもう上がっています。さらに、同じく28日の週刊文春に初めて掲載されたベッキーさんの発言、「レッツ・ポジティブ」がたった1日でここまで話題にあがっているんですね!

(しかも、データ元を探ると「センテンススプリングの衝撃に比べてレッツ・ポジティブは遠く及ばない」といったがっかり発言だったりします…。皆さん、火種にできる面白キーワードが本当に好物のようです。)

さすがに本日のスポーツ紙の見出しで話題になった「ゲスノート」はまだ出現しませんでしたが、これもインパクトのあるキーワードです。来週あたり情報収集したら出現してくるかもしれません。

以前、福山雅治さんの結婚についての記事でも書きましたが、大きな話題はネット内でものすごいスピードで増幅され、拡散するという事実を、またもやデータから目の当たりにしました。
参照 福山さん結婚で緊急調査!「年の差婚」のイメージって?

今回は、有名人の騒動に加え、キャッチーなキーワードというネタ要素が投下されてしまったために、余計に盛り上がってしまっているようですね。前述の主要テーマの中に「イラストレーション」がありましたが、すでに「センテンススプリング」のイラスト、画像コラージュ、Tシャツなどが作られており、みんなの遊び道具になってしまっていることがわかります。

まとめ

  1. 2016年の新語として登場した「センテンススプリング」
  2. 「センテンススプリング」は、週刊文春よりもベッキーさん不倫騒動や流行語との関連性が高い
  3. キャッチーなキーワードは話題の拡散を加速させる

騒動そのものについては何とも言えませんが、「センテンススプリング」や「レッツ・ポジティブ」といった「文法的にはちょっと違和感のある、一度聴いたら忘れられないキーワード」を思いつくベッキーさんは(本当に本人の発言だとすれば)なかなか独特のセンスをお持ちの方といえそうです。
次回は調査データをもう少し深掘りしてみたいと思います。

※この記事の続きは、話題のキーワード調査事例から、ネット社会の問題を考えてみたでお読みいただけます。

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