SEOの基本「1ページに1キーワード」はなぜだろう?

      2016/03/18

基本的なSEOの知識として「1ページに対策キーワードは1キーワード」というものがあります。これは知識というより内部対策のセオリーと言った方が良いかもしれません。
では、なぜ対策キーワードは1キーワードでないといけないのでしょうか。
もちろん、しっかりとした理由があります。
言われるがまま、指示されるがままに仕事できる方は問題ないのですが、私のように頭で理解や納得ができていないと行動できない人にとって“理由”って凄い重要ですよね。
また、理解できていたとしても「このキーワード全部をトップページでSEO対策して」等の無茶ブリに対する回答にもなります。
そこで内部対策の基本でもある「1ページに1キーワード」の理由を解説したいと思います。

対策ページの関連性に注目してみよう

モデルケースとして1ページに3キーワードで対策しようとしているWebサイトの図をご覧ください。

複数のキーワードでSEO対策するとどうなるか一見するとリンゴとバナナとキウイについて幅広くフォローされた親切なページなのですが、SEOの観点から言うとこのページは非常に中途半端なページと言えます。
誤解のないように付け加えさせていただきますと、これはキーワードの出現頻度の事を言っている訳ではありません。
テーマを絞って構成されているかという事です。
それぞれに対してまんべんないという事は、個別のキーワードからすると関連性が低いページなのです。
上の例はかなり極端な例ですが、リンゴについて検索したユーザーに3割程度しか答えられていないページなのです。周りのWebサイトはどうでしょうか。上位にあるページはより厳選して書かれているはずです。
結果としてこういったページは検索クエリに対して関連性が低いため、対策キーワード全てでインデックスされる代わりに順位も高くありません。
これは最適化しているとは言えませんね。

文字数を多くすれば良いという誤解

ページ構成の割合と検索クエリとの関連性について理解していても勘違いしがちなのが、ページ内の文字数です。
内部対策では文章はもちろん大切なポイントなのですが、先程の図1の例で言いますと仮にリンゴについて1000文字書かれていても、他の事について2000文字書かれていれば関連性は低いページだという事を忘れないでください。
1000文字リンゴについて語るだけの情熱があるなら、リンゴだけのページを作ってあげましょう。

よくある事例としては、ランクアップするために文章を追加して内部対策を強化したのに全然順位が上がらないというものがありますが、まさにこれは文字数が多くすれば良いという誤解のもと発生しております。
スープに水を足しても、薄いスープができるだけです。
いまだに勘違いされる事が多いポイントなので押さえておきましょう。

ページ構成は検索キーワードのボリュームによって異なる

関連性と同じくらいに大切なのが検索キーワードのボリュームです。
どういう事かと言いますと、検索キーワードは検索回数の多いビックキーワードからあまり多くないスモールキーワード、その中間に位置するミドルキーワードなど大きく分けると3つのタイプのキーワードがあります。

検索キーワードとコンテンツ内容との関係図こちらの図2では検索ボリュームとコンテンツ内容の関係性を表しているのですが、どういうことかと言うと「リンゴ」等のビックキーワードで対策をかける場合は専門的になるほど上位化は難しくなる事を表しています。

メモ:QDD(多様性)の観点から考えてもポータル展開してない限り現実的ではありません。

例えばリンゴの発芽時期について深く考察したページは非常にユニークで有益ですが「リンゴ」で検索するユーザーにとっては専門的すぎて検索結果として妥当性がありません。
ただし「リンゴ 発芽時期」で検索するユーザーにはベストマッチしていまよね。
つまりはビックキーワードで上位化したい場合は、より普遍的に広く浅く内容をカバーしている必要があるのです。
ですのでビックキーワードであれば通常はWebサイト単位で対策していくのが望ましいでしょう。
逆に言えば、「リンゴ」で上位化しているページであっても「リンゴ 発芽時期」でも上位化できるとは限りません。

余談ですが、検索キーワードに対する関連性の逆算的な指標のひとつを共起語と呼びます。

ロングテールSEOとの矛盾点

ロングテールSEOとは1つ1つのアクセス数は少ないですが多くのキーワードパターンから流入させる事で、全体のアクセスアップを図るSEOです。
これらは一見すると冒頭で述べた「1ページ1キーワード」と矛盾しているように感じるかもしれませんが、そうではありません。
通常ロングテールSEOはWebサイト単位で考えるものなのでページ単位ではそこまで意識しなくても良いです。また、ロングテールの場合は通常のSEOなどと違いそこまで厳密に考えなくても問題ありません。
「1ページ1キーワード」とはあくまで軸になるキーワードの事です。ロングテールはキーワードに付随するプラスアルファの要素なので、それ程気にしなくて大丈夫です。

内部対策のまとめ

いつまでも書き続けそうなのでこの辺でまとめます。
「1ページに1キーワード」と言いましたが、これはあくまでも基本です。
競合するサイトがいないブルーオーシャンな場においては、例外もありますのでご注意ください。

  1. 対策キーワードとページの関連性に注意しよう
  2. 文字数は多ければ良い訳ではない
  3. 特化するか広く構えるかコンセプトは明確に

これらのポイント押さえながら内部対策しましょう。
キーワードとコンテンツの関連性を上げる事は、ランクアップする以上にユーザーの満足度を向上させます。
二兎を追う者は一兎をも得ずとならないように心がけていきたいですね。

他にもこんな記事が読まれています

 - SEO , ,