SWOT分析の手法を参考事例を元に徹底解説!

   

SWOT分析新しい目標にチャレンジする前に、現在の状況・環境を分析することでより良い成果を得られることがあります。
今回は、企業の経営戦略やマーケティング戦略策定のためのフレームワークのひとつである「SWOT分析」のやり方について解説し、実際に「Webサイトのリニューアル」という目標のサンプル事例を作成してみたいと思います。
ちなみにSWOTの読み方は「スウォット」です。

SWOT分析とは?

SWOT分析とは?SWOT分析の参考事例・テンプレートSWOT分析はわかりやすいマトリックス図ですが、内的要因、外的要因という表現が少し難しいですね。
内的要因とは、技術や人材など、自社や自分たちが備えていたり、コントロールが可能な要因です。以前このブログでご紹介したマーケティングの4P分析も内的要因の要素となります。
一方の外的要因とは、経済の動きや法律改正など、自社や自分たちではコントロールできない要因です。

SWOT分析のメリットは、自社やプロジェクトの外部/内部環境を列挙して整理できることです。
特に複数のメンバーで行えば、もれなく多くの要素をあげられますし、議論を通して共通認識を形成していくことができます。SWOT分析の作成を経て戦略を立てることにより、全員が自分の問題として施策の実現に取り組んでいける点も効果としては大きいですね。

SWOT分析の活用事例

SWOT分析は企業の事業機会の掘り起こしといった大きな命題が事例になることが多いフレームワークですが、考え方は様々な実務レベルで活かすことができます。
今回は、「ファン拡大のため、Webサイトをリニューアルする」 という目標を持ったA雑貨店がSWOT分析に取り組んだ参考事例を考えましょう。

Webサイトリニューアル時のSWOT分析の事例実際に作ってみると、店舗の環境と、Webの環境、それぞれに検討すべき要素がありそうですね。
もし今回の事例で、あげていくうちに要素が多くなってしまった場合、どうすればいいのでしょうか。
重要度順に並べて選ぶ、という方法もありますが、実用的な解決策として、要素を分解する方法があります。
例えば「全体環境」視点と「Webプロモーション」視点、2種類に分けたSWOT分析図をそれぞれ作ってみるのです。
Webだけでなく広告やカタログなど販促全体を見直したい場合は「プロモーション」や「マーケティングコミュニケーション」という視点で分析することも可能ですね。
視点を細分化した深堀り分析をすることで、現状や課題がさらに明確になり、対策も考えやすくなります。

SWOT分析を実務に活かすポイント

このSWOT分析、実際にやろうとすると思わぬ壁にぶつかることがあるようです。
問題点のひとつは、どんな要素まで入れればいいのか?という点ですね。
例えば外部要因といっても、消費税増税の影響を入れるとして、じゃあ株価の動きは?為替変動は?…など、どこまで書き出すのか迷ってしまいます。
また、ある要素が強みなのか弱みなのか、判断に迷う場合もあります。例えば専門性が高いというプラス要素は、幅広いニーズに対応できないというマイナス要素にもなりえるからです。

このような時、最初に「仮説・目標を立てる」点をしっかり踏まえることで、分析のポイントが明確化します。
上記の例では「Webサイトのリニューアル」が目標でしたよね。
何らかの仮説や目標に対して、本当に上手くいくのか、何を伸ばし、何に気をつければいいのかを整理・検証するフレームワークとしてSWOT分析を活用するのです。入れていく要素も、目標達成への影響という点でプラスなのかマイナスなのか、内容を判断していきます。
経営戦略の策定といった大きな案件の場合はまた別ですが、実務ベースでSWOT分析を活用していくには、具体的な仮説・目標を絞った方が取り組みやすいかと思います。

まとめ

  1. SWOT分析は環境要因を4つのカテゴリーで分析するフレームワーク
  2. 視点を細分化することで、さらに詳細な分析も可能
  3. 事前に仮説・目標を立てることで分析のポイントが明確になる

SWOT分析は、企業やプロジェクトの意思決定時だけでなく、個人のキャリアプラン用の自己分析の際にも役に立つフレームワークです。
一度考え方を知るとさまざまなシーンで応用ができますので、活用していきましょう。

SWOT分析の応用編はこちらの記事をご覧ください。
TOWS分析(クロスSWOT分析)で戦略立案してみよう

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