2015秋コーデの話題をWebデータから調べてみた

   

2015秋コーデ

ショーウィンドーは早くも秋の装いですね!SeeS編集部のある銀座も初秋モードに変化しています。
ところで、ファッションビジネス関係者や、服や雑貨などシーズン性の高い商品を扱われているECサイトの担当者の方は、2015年秋の商戦が気になる時期ではないでしょうか?
今回は、「トレンド」と「コーデ」の意味合いを比較した上で、SeeSの調査機能を使って、Webにおける2015秋コーデの話題を調べてみました。ファッション関係のコンテンツ作成に役立つ情報をお届けします!

「トレンド」よりも「コーデ」がトレンド?!

今回タイトルにした「コーデ」とは、コーディネート(coordinate)を省略した言葉です。服や靴などのファッションアイテムを、目的に合わせて適切に組み合わせていくことです。
最近、Webやファッション誌の特集タイトルなどでもよく使われるようになった気がしませんか?実際に、ユーザーはどのくらい「コーデ」を検索に使っているのか見てみましょう。ファッション_トレンド_コーデ

Googleトレンドを使って「ファッション」「トレンド」「コーデ」の10年間の検索ボリュームを調べてみました。

やはり「ファッション」は使用範囲も広いですし、検索ボリュームが大きいですね。
流行の潮流を意味する「トレンド」は、ファッション業界や流行を追う広告・メディアの世界ではよく使われているのですが、さほど検索ボリュームは大きくありませんし、大きな変動もありません。
一方、2011年頃から一気に検索ボリュームが上昇している言葉が「コーデ」です。今や「ファッション」に追い付くほどの検索量です!

この「コーデ」急上昇トレンドは、最近の時代変化とマッチしているのではないでしょうか。

  • 環境:Web上で画像情報を手軽に扱えるように技術進化
  • ファッションビジネス側:O2O(店頭とオンラインを連携して活用する)施策の進展
  • ユーザー側:SNS利用の活発化

このような理由から、ショップスタッフや実際に服を着こなしたユーザーがコーディネートをWebで提案する機会が圧倒的に増加してきました。
ECシステムや物流も進化し、直前情報で充分に購入も間に合います。早い時期に各業界が流行を決めた情報よりも、より現場に近い売る人・着る人の意見が決め手になるコーディネート情報が重視されるようになったのです。
Webにおいて「コーデ」は、「着る現場の声」を知るための便利なキーワードとして成長してきたんですね。

2015秋コーデ、注目イメージとアイテムは?

今回は、よりユーザー心理に近い情報を得られそうな「2015秋コーデ」で、Webデータを調査・分析してみました。
SeeSテキストマイニング(*1)のデータより、注目されるポイントを抜粋してご紹介します。

*1 SeeSテキストマイニング
SeeSでは特定のキーワードで検索した際に表示される全てのWebページの文章情報から、関連度の高さに応じて相関図を表示します。 これにより膨大な文章情報(ビックデータ)から概要を把握する事や、マーケティングに必要なデータの抽出にご活用いただけます。

 

イメージ編:「大人」「シンプル」と、「ボヘミアン」

話題になっているキーワードで最も注目した言葉は「大人」です。

2015秋コーデ テキストマイニング
大人コーデ、秋のシャツ大人の着こなし…さまざまな言葉・文章と組み合わせられていますね。

2015秋トレンド ランキング 感覚また、多くのサイトで使われる感覚的なキーワードのランキングで一位になったのは、「シンプル」でした。

どちらも、特に今年の秋でなくても使われる言葉ですよね。
これは、旬のコーディネートにチャレンジしてみようという気になった時、実際に着る立場の人にとっては、<大人っぽくシンプルな着こなしになっているかどうか>が重要なのだと解釈できます。
つまりどんなトレンドであろうとも、「大人」や「シンプル」がコーディネート提案周りの言葉として使われやすいのですね。

一方、旬のキーワードとしてピックアップできそうなのは「ボヘミアン」という言葉です。

ボヘミアンは、ボヘミア地方に由来する自由な人たちのことで、民族衣装やシプシーファッション要素を取り入れたスタイルを指します。
データ結果から読み解くと、ボヘミアンスタイルそのまま…というよりは、シンプルや可愛いというカテゴリの中でボヘミアンテイストを取り入れる着こなしが注目されているようです。

アイテム&ディテール編:「パンツ」、「ハイ」、そして「スニーカー」

Webデータによる最注目アイテムとしては「パンツ」が上げられます。

※但し今回の調査概要ですと、レディス情報中心とはいえメンズ情報も入りますので、どうしてもパンツの話題が優勢になる傾向はあります。

具体的には「ワイドパンツ」「ガウチョパンツ」といった幅の広いパンツの話題です。「コンビネゾン」(上下つながったパンツスーツ)も話題になっています。調査が8月ですので、春夏から人気になったアイテムが秋も継続するという文脈での紹介が多いようです。

ディテールを指すキーワードとしては、「ハイ」という言葉が話題の中心となっていたことに注目です。「ハイネック」「ハイウエスト」といった表現の一部にあたります。
「ハイ」の繋がりで「ハイカット」、そして「スニーカー」も話題になっていました。これは、Webの中のファッション情報には靴周りや足元コーデの情報が多い、ということもいえそうです。

ファッション系コンテンツ作成のヒントとは?

今回のような調査は、Webサイトのコンテンツ作成にどんなふうに活用できるでしょうか?

例えば、アイテム名やディテールがしっかりと話題になっている点に注目してみましょう。SeeSでは文章作成サポート機能として、共起語というキーワードに関連の深い言葉も200件調べられます。

秋コーデ共起語こちらでも、「カーディガン」「ガウチョパンツ」といったアイテムだけでなく、黒や赤、ネイビーなどの色名、デニムなどの素材名、「フリンジ」といったディテール名が上がっています。

ファッション系のサイトは、イメージ重視で文字情報が少ないケースも見られます。例えばコーディネート写真をブログで紹介する場合、文章でアイテム名や色・素材・ディテールの説明をていねいに書き込んだ方が良いということですよね。
これは、「2015秋コーデ 黒 カーディガン」というように、複合的なキーワードで情報を検索しているユーザーの訪問機会を増やすということにも繋がります。

また、「秋服」「先取り」「プチプラ」など、「2015秋コーデ」に興味を持つ人に刺さりやすいキーワードも探すことができます。
コンテンツマーケティングに取り組み、2015秋のファッションに関わる記事を多く作成したい場合は、この共起語リストを活用することで話題のトピックをリストアップすることができます。

このようにSeeSのテキストマイニングからは、プロモーションや記事のアイディアがいろいろ見つけられます。
今回は全体のざっくりした傾向を知るために調べてみましたが、キーワードを追加して、より深掘りするのも興味深いですね。
例えば「2015 秋コーデ 40代」で調査すれば、世代で絞り込んだ話題を調べることができます。

まとめ

  1. 「トレンド」は業界の情報、「コーデ」は現場の声を知るための言葉
  2. 大人の着こなしを基本に、2015秋コーデはボヘミアン、ワイドパンツやガウチョパンツが話題
  3. 2015秋コーデに関するキーワードを活用して、ユーザーに刺さるコンテンツを作ろう

今回は、検索ボリューム上昇ワード「コーデ」について調べた上で、「2015秋コーデ」から気になるエッセンスをピックアップしてご紹介しました。「大人」というコーディネートのポイントが把握できましたね。
この調査についてより詳細なデータをご覧になりたい方は、どうぞお気軽にご連絡ください.

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